筑波大学 体育専門学群 教員紹介

國部 雅大

所属:筑波大学 体育系 助教
担当:体育専門学群
体育学学位プログラム(MC)
体育科学学位プログラム(DC)
学位:博士(人間・環境学)
専門分野:体育・スポーツ心理学、実験心理学
研究室:体育科学系棟A509
Office hour:月曜日15:30~17:30
研究室のウェブサイト:http://taishin.taiiku.tsukuba.ac.jp/
E-mailアドレス:kokubu.masahiro.gn◎u.tsukuba.ac.jp
 ※メール送信の際にはアドレスの◎を@に置き換えて下さい。

KOKUBU Masahiro

國部 雅大
 
【主な研究テーマ】
1) 注意および注視が運動の制御に与える影響に関する実験的研究
2) 眼球運動とスポーツパフォーマンスの関連
3) 知覚運動学習における情報処理過程
4) 視覚情報と固有感覚情報との統合
【研究キーワード】
眼球運動,反応時間,眼と手の協調,注意,注視,運動制御/学習
【研究業績】
1) Kokubu, M., Ando, S., Oda, S.: Fixating at far distance shortens reaction time to peripheral visual stimuli at specific locations. Neuroscience Letters, 664: 15-19, 2018.
2) Oki, Y., Kokubu, M., Nakagomi, S.: External Versus Two Different Internal Foci of Attention in Long-Distance Throwing. Perceptual and Motor Skills, 125(1): 177-189, 2018.
3) 國部雅大: チャレンジシステムの分析によるバレーボールのレフェリーにおける判定の正確性に関する研究.バレーボール研究,19(1):51-57,2017.
【その他】
研究テーマは、実験心理学的な手法を用いた、知覚運動制御/学習における情報処理過程です。種々の感覚や知覚の中でも私自身は特に「視覚」に関心を持っており、「運動がうまくなるには視覚情報をどのように用いればよいのだろうか?」という疑問に迫るため、人間の視覚性運動制御や眼の動きを研究してきました。
感覚や知覚と運動は密接に関連しており、外界の知覚には、潜在的・顕在的な注意の焦点や心理状態が大きく影響してきます。環境の中でどのように注意や注視を向けることで運動技能が向上していくか、体育心理学的な観点から研究を行っていきたいと考えています。
卒業研究では、視覚だけではなく様々な感覚・知覚を用いた運動制御や運動学習における情報処理過程を主に扱います。各運動種目のフィールドで得た感覚や素朴な疑問をベースにしながら、様々な運動の制御や学習に共通する一般的な法則を明らかにすることを目標にしたいと考えています。
 
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