有田 祐二 |
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ARITA Yuji | |||||||||||||||||
【主な研究テーマ】 |
1) 競技と教科体育の二面性を踏まえた剣道のコーチング 2) 武道、とくに剣道における近世以降の史実 |
【研究キーワード】 |
武道,剣道,撃剣・剣術,一本;有効打突,気剣体の一致 |
【研究業績】 |
有田祐二: 剣道初心者における「送り足」習得後の「踏み込み動作」への応用可能性に関する実践的検討.武道学研究,44-3:107-119,2012. 有田祐二:近代における「武道」「剣道」の創出:「撃剣・剣術」から「剣道」への移行に関する西久保弘道の講演録をめぐって.いばらき健康・スポーツ科学,27:1-23,2010. 有田祐二:中学校体育男女必修「武道」指導の手引き.学研教育みらい,132-156,2010. 有田祐二:剣道を知る事典.日本武道学会剣道専門分科会編,東京堂出版,56-57・140-141,2009. 有田祐二:剣道授業の展開.財団法人全日本剣道連盟編,プリ・テック株式会社,2009. |
【課外活動指導実績】 |
本学剣道部は、“修文錬武”をモットーに男女学生と教員が共に精進しています(女子監督2002~現在)。1896年(明治29)創部より大学剣道の雄として輝かしい実績を残し、卒業生は教員を中心に、企業人、警察官など、各界でリーダー的存在として活躍しています。学生による主体的な活動が特長です。 |
【社会貢献実績】 |
日本武道学会評議員、身体運動文化学会常任理事や、全日本剣道連盟普及委員会学校教育部会委員などを務めています。さらに海外に向けた剣道の普及にも興味を持ち活動しています。 |
【その他】 |
剣道は我国発祥の伝統運動文化です。平成24年度から中学校第1・2学年において武道が男女全面必修となりその教育効果に大きな期待が寄せられている半面、実態は諸問題を抱えています。たとえば、“指導者の質と数”“実施場所や用具”“指導の内容精選と方法”などが挙げられます。様々な側面を持つ“剣道”を通じて、大局的な見地に立つことを念頭に入れて教育・研究を進めています。 |