深澤 浩洋 |
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FUKASAWA Koyo | |||||||||||||||||||||
【主な研究テーマ】 |
1) スポーツ経験における意味生成論-共感からのアプローチ 2) スポーツの理念と教育論-価値論と倫理的態度を視点として 3) アスリートの相互尊重の可能性 |
【研究キーワード】 |
経験、意味生成、身体、他者、相互尊重、現象学 |
【研究業績】 |
1) 深澤浩洋: スポーツにおける拡大経験の意味づけ-知覚-感覚論と自他の関係性をめぐって-.体育・スポーツ哲学研究,38(2):117-132, 2016 2) 深澤浩洋: 体育原理はどのような学問か.友添秀則・岡出美則(編著)教養としての体育原理 新版-現代の体育・スポーツを考えるために.大修館書店,8-13,2016 3) Koyo Fukasawa: The Potentiality of Empathy with Others in Competitive Sport: A Suggestion from Nishida's 'Pure Experience' and 'I' and 'Thou'. International Journal of Sport and Health Science, 12, 47-52, 2014 4) Jesús Ilundáin-Agurruza, Koyo Fukasawa, Mizuho Takemura: The Philosophy of Sport, Eastern Philosophy and Pragmatism. The Bloomsbury Companion to The Philosophy of Sport, 66-79, 2014 |
【社会貢献実績】 |
日本体育学会:代議員、IJSHS編集委員、指導者育成・資格特別委員会委員、体育哲学専門領域代表 日本体育・スポーツ哲学会:理事 |
【その他】 |
スポーツが隆盛を極め、スポーツの可能性・社会に与える影響が大きくなってきています。その一方で、体育やスポーツにおける昨今の諸問題にみられるように、これらの存在意義をしっかり理解・把握することが大きな課題となっています。これからスポーツはどこへ向かうのか、体育はどうあるべきか。それを伝えるメディアはどうか。
科学的・実証的な分析だけでは答えられないような課題に取り組むのが体育・スポーツ哲学です。 これを考えるには、目の前で起こっている現象にとどまらず、その背後にあるものや、まだ見えないものを構想する思考が必要です。また、リーダーには、人々にはみえていないものを見抜く洞察力があり、同様の思考法が求められることでしょう。哲学はこのような思考の営みであるともいえます。 哲学のない体育・スポーツはカフェインのないコーヒーみたいなものだと思います。 日々の活動の中でそうした思考に触れてみたいと思ったら、気軽に訪ねてみてください(コーヒーを淹れてお待ちしております。) |