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令和2年度 卒業研究領域 バスケットボールコーチング論
特 色  本研究室は,バスケットボール競技の技術,戦術,指導法等について,自然科学,人文科学,社会科学という三つの学問領域のみならず,それらを融合したパラダイムからもアプローチすることで,わが国のバスケットボール研究を牽引している。教員の研究ばかりか,卒業論文の成果も,競技者やチームのパフォーマンスを支えるエビデンスとして現場に多大な貢献をもたらしている。
 また,本研究室は,勝利のための方程式を創ることだけでなく,競技者やチームにかかわる周縁的な事柄についても深い理解力と洞察力と判断力を有する人物養成も重要なテーマとしている。これまで,世界と伍して戦える競技者やコーチ,日本一のバスケットボールの授業を行える体育教師,世界に冠たる研究者,そして,NBAに代表されるスポーツ・ビジネスや日本協会だけでなく世界バスケットボール連盟といったIFで手腕を発揮できる専門家,などを多数輩出している。
教育内容
  • 技術研究は,動作分析(身体各部の軌跡,速度,重心の移動など)や対応動作,情報収集や状況判断から生まれるプレイ選択やプレイ遂行等に着目して,現在行われているプレイの更なる向上や新しいプレイの開発に務めている。
  • 戦術研究は,文献・資料や映像等を用いての戦略や作戦の分析を通じて,現在用いられている戦術・戦略の長所・短所の解明ならびに新しい戦術・戦略の開発を行っている。。
  • 指導法研究では,コーチングシステム,コーチングスキル,練習方法を理解することにより,より高度なコーチングの探究に務めている。
  • その他にも,技術,戦術,指導法の歴史的移り変わりやルールとの関係から,バスケットボール競技の全体像とその本質にかかわる事柄についてより深く理解することで観察力と分析力の向上を図っている。
指導教員 内山 治樹 教 授 (領域代表)
吉田 健司 准教授
写 真

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