新開涼介先生(体育スポーツ局特任助教)の論文がInternational Journal of Sports Science & Coaching誌にアクセプトされました。異なる競技レベルにおける卓球ラリー中の視線位置と打球の正確性を比較した研究です。対象者は、相手がフォアハンドまたはバックハンド側のどちらへ返球するかが不確かな状況で、ラリーを正確に遂行するよう教示されました。その結果、熟練者は準熟練者に比べ、迫るボールから早い段階で視線を離し、かつ相手コート上の円形の的周辺へ正確に返球していました。また、バックハンドを用いた返球の際、競技レベルに関わらず、水平方向の視線位置はボール位置と一致していました。以上の結果から、速いピッチでかつコースが不確かなラリーにおいては、視線戦略が競技レベルと打球の正確性に影響を与えることが示唆されました。
Shinkai Ryosuke, Nonaka Yuki, Ando Shintaro, Kizuka Tomohiro, Ono Seiji
『Comparison of visual strategies between table tennis players of different skill levels in unpredictable rallies』
International Journal of Sports Science & Coaching/ accepted. 2025