令和2年度 卒業研究領域 ハンドボールコーチング論
特 色
ハンドボールコーチング論研究室では,子どもたちがハンドボールを楽しみながら確かなスキルを身につけられるコーチング理論,競技者やチームの能力を最大限に引き出し,持続的に向上させられるコーチング理論を探求しています。また,理論を実践活動に応用し,新しい時代にふさわしいハンドボールコーチングを創造し,発信しています。
研究室の特色は以下の3つです。
(1)国内トップレベルの選手およびチームの育成(競技),その活動実践と成果の分析評価(研究),研究成果をもとにした教育活動を循環させています。
(2)海外の研究者やコーチを招いて,ハンドボールに関する最新の研究方法やトレーニング実践を学ぶ機会が多いです。卒業後,大学院に進学している学生の中には,ヨーロッパ諸国の大学へ留学したり,アナリストとして日本代表チームの情報分析に携わる学生が多いです。
(3)小学生から高校生に対するハンドボールの指導を通して,コーチに求められる資質や能力,哲学や倫理を理解し,さまざまな問題に対処できる指導力を身につけられます。
教育内容
【ハンドボールのコーチングに関する一般理論】
・ハンドボール競技の歴史(戦術の変遷、現代の傾向)
・ハンドボールにおける試合の特徴
・ハンドボールにおける競技力の構造
・ハンドボールにおけるトレーニングの原則
・ハンドボールにおけるゲームパフォーマンスの評価
【合理的なコーチング活動に必要な思考や能力】
・ハンドボールにおける競技力の養成
・試合への準備(ゲームプランとトレーニングプランの作成と実行,情報分析)
・試合における指揮
・チームのマネジメント
・競技レベル,年齢および性別に応じたコーチングと一貫指導
指導教員
會田 宏
教 授 (領域代表)
藤本 元
助 教
山田 永子
助 教
写 真
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