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令和2年度 卒業研究領域 応用解剖学
特 色  本研究領域では,ヒトの身体を形態(かたち)と機能(はたらき)を解剖学的に分析する。そのなかでも当研究領域で行ってきた研究は、運動器である筋骨格系について,その形態の解剖学的な分析と機能の運動学的な分析であり、具体的には以下のようなものである。

  • 筋電図装置による運動時や特定の姿勢における筋活動の分析。
  • 骨格系や結合組織の材料力学的な分析,身体運動のビデオ等による分析。
  • 各関節の可動域の測定。
  • スポーツ競技における基本動作の反応に関する分析(筋の反応とその発揮力)。
  • 特定の靴を履いたときの動作や筋活動等の分析。
  • 日本人の足の形態に関する研究。
  • Kinectを使用した動作分析。
教育内容  3年生の演習では,前半は運動器のしくみとはたらきに関して,各自が調べてきたことを発表する。後半では,生物統計学,論文作成法等を学ぶ。
 4年生の演習では,各自の卒業論文について,まず着想に至った経緯を発表してもらい,中間発表を2回行う。さらに,卒業研究に関連した国内外の論文を調べて発表する。
 最近の卒業研究のテーマとしては次のようなものがある。
  • 縫工筋の作用に関する研究
  • 投手の投球動作における踏み出し足幅と球速、コントロールの関係
  • 動的バランステストStar Excursion Balance Testによる評価方法の妥当性
  • 回内・回外に作用する筋に関する研究
  • ラクロスにおけるシュートスピードと関節角度の関連についての一考察
    ――熟練者と被熟練者による比較――
注意:当領域は、2021年度に代表の定年をもって無くなる可能性が大であるので、留年、休学等で所定の修了年限が延びる場合、卒業論文の単位取得に支障をきたすので注意すること。
指導教員 足立 和隆 准教授 (領域代表)
写 真

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