本研究室では、障がいのある人とできるだけ直接接することにより、その活動を通して学ぶことを重視している。なぜならば、同じ障害でも「人」に関する問題であるので、一般的に語られている「障害」の内容と異なることが多々あるからである。
授業では、障がいのある人のスポーツ、教育、福祉に関する基本的な内容を学ぶとともに、研究室が関わる「つくりんピック」や「たいそう教室」「MDC:Movement Development Clinic」など、障がいのある子どもや成人とのスポーツ交流を通して、座学で得た知識を実践的なものにしていく。
卒業研究は、教育、スポーツ指導、福祉、発達支援の分野から各自が興味を持った内容に関して取り組む。最近はパラリンピックやパラスポーツ、デフスポーツ、アダプテッド、インクルーシブや集団形成に関するテーマが多い。