研究の概要

高齢者の生活機能改善を目指すスクエアステップ&マットス・プロジェクト

 三重大学の重松良祐教授、鹿屋体育大学の中垣内真樹教授らと共同研究をおこない、スクエアステップの継続実践効果に関する検証実験(介入研究)を実施しています。【スクェアステップとは】 【プロモーションビデオをご覧ください】

 研究フィールドは茨城県笠間市、三重県津市、長崎県諫早市などでこれまでに数千名以上の高齢者を対象とした介入研究により、転倒予防効果が明らかにされつつあります(研究成果のページをご参照下さい)。

 また、スクエアステップやマットスを活用した教室参加後の継続性、認知機能への影響、運動支援サポーターの養成と普及に関する効果検証などをおこなっています。

 

特定保健指導(減量介入等)による
メタボリックシンドロームの改善効果に関する検討

 茨城県笠間市の保健センターにおいて、市民を対象とした特定保健指導の一環として、運動教室や減量教室(スマートダイエット指導)をおこないメタボリックシンドロームの改善効果を検証しています。研究の特徴は、従来の量的な評価に加えて、参加者の性格や自己効力感に焦点を当て、インタビューによる聞き取り調査や性格検査をおこうことで質的な側面から検討(質的研究)を加えているところにあります。