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令和2年度 卒業研究領域 運動生理学
特 色  運動生理学は運動等により心身の活動性が高い状態へからだが変化する際、どのようにその適応が起こるのか、またその調整の仕組みを研究する領域です。本領域には運動に対する骨格筋の適応メカニズムを分子レベルで研究するグループと、運動時の呼吸循環、体温調節反応とトレーニングによるそれらの適応を研究する2つのグループがあります。
 各実験室では、骨格筋培養細胞から実験動物やヒトを対象とした分子筋生理学的研究や、ヒトの呼吸循環、体温調節機能や環境適応能力に関しての応用生理学研究などを学群生や大学院生と取り組んでいます。本領域は、世界水準の研究を目指して行われた21世紀COE(Center Of Excellence、卓越した研究教育拠点)プログラム「健康・スポーツ科学研究の推進」に参加し、幼児から青年、高齢者までの運動プログラム開発に関する研究を行い、数多くの国際誌論文掲載の実績があります。学習・研究意欲が旺盛な学生の入室を歓迎します。
教育内容  3年生の演習においては、運動生理学、分子生理学などの知識を得るとともに、関連する自分の興味のあるテーマについて調べて発表したり、実験研究方法を学びます。また専門語学においては、領域関連の書籍や論文を理解・発表することにより、領域で必要な英語力を身につけます。卒業研究は、各自の興味あるテーマに沿って、教員や大学院生らが懇切・丁寧に指導しながら、協働して行います。
 4人の指導教員の具体的な学習・研究内容は次の通りです。

武政 徹 教授、武田 紘平 特任助教
 1)筋肥大、筋萎縮など、骨格筋の「量」に関する分子生理学的研究
 2)筋持久力、筋線維タイプの変化など、骨格筋の「質」に関する分子生理学的研究
 3)からだを活性化するサプリメントに関する分子生理学的研究

西保 岳 教授、藤井 直人 助教
 1)運動時の呼吸循環、体温調節反応の仕組みに関する研究
 2)種目別運動(陸上、水泳、球技など)のパフォーマンスや生理学的特性に関する研究
 3)暑熱下や高所(低酸素)でのトレーニングやパフォーマンスに関する研究
指導教員 武政 徹  教授(領域代表)
西保 岳  教授
藤井 直人 助教
武田 紘平 特任助教
写 真

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