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卒業後の進路
就職支援とキャリア教育

 
 学生支援の組織を大学の中心部に集めたスチューデント・プラザの中で、就職課とキャリア支援室が連携して就職支援とキャリア教育を行っています。学生が就職活動をする際には、最新の情報が一元化された就職情報提供システムや毎週実施される様々な就職支援のセミナーを活用できますが、2007年より筑波大学では、入学時に学生全員にキャリア・ポートフォリオを提供し、学生が自分の人生におけるキャリア形成に主体的に取り組めるような教育を推進しています。

 体育専門学群では、大学4年間の体験の全てが生涯にわたって蓄積されるように、自分の個性と進路を探求するキャリア教育の授業を1年次と2年次に開設しており、大多数の学生が受講しています。スポーツに打ち込んできた学生には、競技の継続と就職の両立の困難さや競技引退後のセカンドキャリアなど特有の問題があるので、単純な就職支援ではなく、各自の人生を踏まえたキャリア形成支援が必要になるのです。また、インターンシップや卒業生との談話会や個別面接による就職活動支援なども積極的に実施しています。

就職状況

 
 卒業初年度に教員になる学生は1割程度ですが、大学院に進学して専修免許状を取得した後に教員となる者も多く、教職に就く者の割合は卒業生の2〜3割です。プロあるいは社会人アスリートとして就職する者も多数いますが、企業に就職する学生の多くは、競技から離れてマスコミ、金融、商社など様々な分野で活躍しています。スポーツと勉学の両立を高いレベルで成し遂げた人材の総合的な人間力が幅広い分野で高く評価され、社会に求められています。

▶体育専門学群 進路状況
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