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 クロム、モリブデンともに第六次日本人の栄養所要量-食事摂取基準-で、初めて新しく栄養所要量が設定された。
 
 
クロムは、体内には極微量しか存在しないが、糖質および脂質の代謝を正常に行うために必須である。様々な食品に含まれるので、通常の食生活でクロム摂取が不足することはまず無い。しかし、極端な砂糖の過剰摂取、極度の運動、けがによりクロム排泄量が増加することから、これらの場合体内のクロム量の低下の危険性が考えられる。比較的多く含まれる食品は、牛肉、パン(小麦粉)である。

 
モリブデンも体内には極めて微量しか存在しないが、肝臓や血液中に比較的多く含まれる。様々な酵素の成分として重要で、とくにたんぱく質や遺伝子の代謝の円滑化に関係している。通常の食生活では不足の心配はない。食品では、牛乳/乳製品、豆類、レバー、穀類に比較的多く含まれる。
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