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第1期TARA田中プロジェクト(1996-1998)

[プロジェクト題目]
高齢者の総合的QOL(Overall Quality of Life)指標の開発

 人生80年時代を迎えた今日,充実した高齢期を過ごすには,単に医学的な指標の良否に限った検討だけでは不十分であり,活力,体力,栄養,社会環境,生きがい,ライフスタイル,ストレスなどQuality of Life(QOL)の高いことが不可欠となる。2025年頃に高齢者人口のピークが訪れる本邦においては,身動きの不自由な人口を最小限に押さえ,多くの人が“自立して活力のある日常生活”をおくれるよう,国家をあげての総合的な行政施策が強く望まれる。このような憂慮すべき社会情勢では「活力を高く保ったまま老いる」,「老いても自立できる」,つまりHealthy Aging,Successful Agingが最も重要であることから,本プロジェクトでは,高齢者の総合的QOL水準を評価する尺度を構築するとともに,その水準をできる限り長く維持するための健康運動プログラムを開発することを目的とした。

 第1期の研究成果としては,中高齢の一般健常者を対象とし,1)活力年齢(動脈硬化危険因子の情報を年齢尺度に置き換えた指標)および身体機能年齢(高齢者に必要となる体力諸要素の情報を年齢尺度に置き換えた指標)から身体的活力水準を,2)運動習慣,食生活,社会的活動への参加状況からライフスタイル得点を,3)生活満足度,生活環境,人的サポートから生きがい度を評価する基準尺度を開発した。


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