競技スポーツはもとより、近年盛んなレクリエーションスポーツにおける安全かつ快適なスポーツ環境の整備は社会的にますます求められてきており、スポーツ傷害の予防・診断・治療・リハビリテーションの総合的な研究教育と実践的専門家が必要となってきました。また、高齢化社会に伴う生活習慣病の運動療法にも注目が集まっています。
本専攻は、筑波大学大学院人間総合科学研究科の中のまったく新しい専攻として平成13年度より開始され、体育科学、医学及び心身障害学教官が連携する4分野 (スポーツ医科学基礎論、生涯スポーツ医学、競技スポーツ医学、健康スポーツ医学分野) からなり、スポーツに伴う健康管理・コンディショニング、スポーツ傷害の予防とリハビリテーション等に関わる健康スポーツドクター及び生活習慣病の予防・運動療法等に関わる医師と予防医学実践に必要な運動療法上などの職域における高度専門職業人と研究者を養成します。