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 人にとってエネルギーとは、生命の維持活動(呼吸、消化、吸収など)や生活活動(歩く、走る、話す、考えるなど)を行うための原動力です。このエネルギーは、様々な食品の摂取によって取り込まれる三大栄養素の糖質(米、小麦などに含まれる)・脂質(油類)・たん白質(肉魚卵など)から作られます。なかでも糖質が最も重要で、糖質は、世界中の多くの国で主食として最も多く摂取されています。
食べた食物からエネルギーを効率よく作り出すためにはビタミンB群(野菜や肉類に含まれる)の摂取が必ず必要で、「パンにコーヒー」だけのような朝食では、体内でスムーズにエネルギーを作り出すことは不可能です。
一方、食べ過ぎによるエネルギーの過剰摂取や運動不足などによるエネルギーの消費不足では、余ったエネルギーが体内で脂肪となって蓄えられるため、肥満の原因になります。最近、中高年男性の肥満傾向、若年女性のやせ傾向が問題となっており、将来の生活習慣病予防の観点からも、これらはエネルギー摂取と大きく関係することから、その改善が望まれています。
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  脂質
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