ビタミンB2はリボフラビン、 ナイアシンはニコチン酸 とも 言います。
ビタミンB2とナイアシンは、糖質、脂質、たんぱく質の代謝の補酵素として働きます。とくに糖質・脂質・たんぱく質からのエネルギー産生の課程には不可欠です。
また、ビタミンB2には発育促進作用が、ナイアシンには消化管機能の正常化、皮膚や粘膜の保護作用があります。 ビタミンB2が欠乏すると口唇炎、舌炎、口角炎、発育障害、体重減少などがおこります。ビタミンB2を多く含む食品の代表は、レバー、チーズ、卵、ピーナツ、緑色野菜です。 ナイアシンが不足すると、ペラグラと呼ばれる皮膚症状が体の左右対称に現れたり、下痢、神経症、口舌炎などをおこします。ナイアシンは様々な食品中に含まれますが、とくにレバー、肉類、魚類に多く含まれています。
ビタミンB2・ナイアシンともに水や熱に比較的安定で、調理による損失は少ないとされています。