ビタミンの話
ビタミンは、体の発育や活動を正常化する機能をもつ栄養素で、非常に微量でその作用を発揮する化合物です。
ビタミンは、人の体内では合成できないか、合成できても十分量合成することができません。そのために人は、動物や植物が合成し蓄えたビタミンを、食物を摂取することによって、体内に取り入れる必要があります。
ビタミンの作用は、酵素やホルモンに似ていますが、体内で合成できないことから、これらと区別されています。

ビタミンは,その性質の違いから
脂溶性ビタミン水溶性ビタミンに分類されます。
脂溶性ビタミンは水に溶けず、脂質に可溶で、脂質に溶けた形で肝臓など体内に蓄えることが可能です。そのため、多量に摂取すると、体外への排泄機構がないことから、
過剰症の危険があります。
一方、水溶性ビタミンは水に可溶で、多く摂取した分は尿中に排泄されるため、体内に蓄積できません。したがって、
毎日摂取する必要があります。また、汗をかくことによっても、体外へ失われます。

ビタミンではないけれど、体内で特定のビタミンに転換される物質があり、これを
プロビタミンといいます。
プロビタミンには、体内でビタミンAに変換されるカロテン、 ビタミンDに変換される7デヒドロコレステロールなどがあります.
 ビタミンのページの目次

15.ビタミンA
16.ビタミンD
17.ビタミンE
18.ビタミンK
19.ビタミンB1
20.ビタミンB2 /ナイアシン
21.ビタミンB6 /ビタミンB12
22.葉酸/パントテン酸
23.ビタミンC

* 脂溶性ビタミン
* 水溶性ビタミン
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